HDDからSSDに換装したのでデータ移行等のメモ

先週ついにSSDにしちゃいました!
お陰で爆速です\(^o^)/
価格comで1位だったのは知らないメーカーだったので、今使ってるメモリと同じメーカーのCorsair Force Series 3 CSSD-F120GB3-BKを、不具合改善版と書いてあったドスパラで購入。
耐久性!って人はやはり今のところはIntel安定でしょうか?
HDDの容量的には全然足りてたんですが、同じHDDを使いまわしつつCドライブとして5年近く使っていたのでそろそろ交換時期かなと。
それに今時ブートドライブがHDDってのも…というか今内蔵HDDの値段が普段の倍くらいですからね。
公式:Force Series™ 3 120GB SATA 3 6Gb/s Solid-State Hard Drive
20150606:リンクのタイトルミス修正。
目次▼open
OSを入れ替えるわけでもないのに、既にHDDにインストール済みのデータを一から再インストールしたり設定したりするのは面倒すぎるので、今回はHDDからSSDにデータを移行しました。
先に言っておくと、windows7のバックアップ機能はめんどくさいです。
全体の容量が移行先のSSDより少なければスムーズにいけるかもしれないですが。
参考:「システムイメージを復元できませんでした」~システム回復オプションでHDD→SSDへの引越しは出来ない?
なのでフリーソフトを使用。
細かいことは省きますが以下換装メモ。
windows7のバックアップ機能を信用してたお陰でデータ移行に無駄な時間を食ってしまったので、今後同じ過ちを繰り返さないために…
環境によって変わってくるので参考程度に。
SSDへ換装前にやること
①Cドライブの整理
まずは現在のHDD使用領域をSSDの全体の容量以下にするために、インストール済みのデータを除いて、画像や音楽などの移動できるものは別のHDDへ保存。
Cドライブに何でもかんでもインストールしちゃう方は苦労するかも。
120GのSSDにするなら実際使えるのは111Gほどなので、SSDの容量ぎりぎりはやめときましょう。
マイドキュメントやダウンロード、AppData内も要チェック。
②pagefile.sysやhiberfil.sysのチェック
詳しくはドスパラのレビューを見たほうが早い。
参考:インテル新SSD「X25-V SSDSA2MP040G2R5」速報レビュー | ドスパラ – 製品レビュー
今回は昔より耐久性はあるはずですし、容量もギリギリというわけではないので、仮想メモリのみ設定。少なくするか切るかしましょう。
減らす場合は、断片化を防ぐために初期サイズと最大サイズを統一。
設定後は再起動。
追記(20150909):仮想メモリは切らないで、別のドライブに。
参考:pagefile.sysとhiberfil.sysの解説ページ
③バックアップソフトとお掃除ソフトのインストール
バックアップ(コピー)ソフトは、いくつか試した結果「EaseUS Todo Backup」が良い感じでした。
ver3.0以上なら問題なくSSDに移行可能みたい。
ダウンロード(jp):機能完璧な無料データバックアップソフト – EaseUS Todo Backup Free
ダウンロード(en):Free Download EaseUS Todo Backup Freeware and Trial. Completely backup your Windows.
Cドライブのお掃除はCCleaner。
ダウンロード:CCleaner をダウンロードする – FileHippo.com
とりあえず上記2つをインストール。
後でデフラグするとき、ツールが良い方は「UltraDefrag」か「Defraggler」もついでに。
Defragglerは空き領域のみのデフラグが可能でSSD使用時にオススメ。
ダウンロード:Defraggler をダウンロードする – FileHippo.com
安心と信頼の有料ソフトがいいって人はHD革命が良いかも。
HDDからHDDのコピー時にはお世話になりました。
④Cドライブお掃除
CCleanerを起動して、クリーナーの項目からwindowsタブを選んでお掃除したいところをチェック。
アプリケーションも同様にチェック。
そして解析→クリーンアップ開始
終わったら、レジストリの項目から問題点をスキャン→問題点を解決(念のためレジストリをバックアップ)
⑤デフラグ
念の為の作業。
「UltraDefrag」をインストールした場合は、設定から起動時のスキャンを有効にするにチェック(Ver5.00RC1) そして再起動時にデフラグされるのでしばらく放置。
終わったら再びソフトを起動して、起動時のスキャンを有効にするのチェックを解除。
面倒だったら、
「すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→ディスクデフラグツール」
でがんばって(`・ω・´)
SSDの仮取り付け・データコピー
①仮取り付け
デフラグまで終わって準備完了になったらSSDを仮に取り付け。
普通にHDDを増設するときと同じように空いてるSATAに接続。
②フォーマット
ディスクの管理からSSDをクイックフォーマット。
フォーマットはNTFSでクイックで!
というのも新品SSDに完全フォーマットはよろしくないみたい。
③データコピー
とりあえずフォーマットが終わったら「EaseUS Todo Backup」起動。
とくに設定もせずHOMEタブの「Disk Clone」を選択。
選択するとSelect the source disk画面へ、つまりコピー元のドライブを選択する画面が出てくるので、 移行前のHDDを選択。
次に進んで、コピー先のドライブであるSSDを選択する。
下にチェックボックスが2つあるけど、
「Optimize for SSD」はパーティションアライメントの最適化。SSDのパフォーマンスを引き出す為にもチェック必須かな。
「Sector by sector clone」セクタ単位でコピー。ブートローダーが起動しなかった場合面倒なのでとりあえずチェック。
これでコピーを開始。終わるまで数十分放置。
HDDからSSDへ換装
①SSDに取り付け
コピーが終わればシャットダウンして電源切って、HDDとSSD取り外し。
今回はSATA3に対応したSSDなので、マザボのSATA3に接続。
(Marvell等の拡張外部チップのSATA3に繋ぐと起動時にチェックが入って遅くなるので接続しない。)
②BIOS設定
電源入れて起動し、BIOS画面呼び出し。
ブートドライブをSSDに設定。
これで大丈夫かと思いきや、CrystalDiskMarkで測定すると遅い。4Kが二桁とか。
どうやらIDEモードで動いてるのがいけないようだ。
③IDEモードからAHCIへ変更
普通にBIOSで設定するとエラーがでるみたいなので、レジストリで設定。
http://support.microsoft.com/kb/922976/ja
レジストリエディタで
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\msahci
にあるStartの値を「0」に変更する。
そして再起動しBIOS画面を表示して、SATAモードをAHCIへ変更。
これで改めて測定
すると良い感じになりました!
でも公称値には届いてないね。たとえ数十MB読み書き早くてもあんまり体感できないだろう。
まるごとコピーなので、新規インストールよりは若干パフォーマンスは落ちてるけど許容範囲。
追記
Todo Backupをインストールしたら、システムの復元機能が無効になるみたいなので、
必要ならばSSD取り付け後にTodo Backupはアンインストールしちゃって、設定し直すといいです。
換装後の感想
SSDいいですね、起動してからすぐ安定する。
Chromeはあまり変化が感じられなかったけど、IEは前より快適な感じ。全然使わないけど(´・ω・`)
とりあえず基本Cドライブに入ってたのは早い。
重いスカイプやOfficeなどの起動も一瞬だったのは感動ものです。
でもやっぱり寿命が気になります。
突然ポックリいかれたら死亡フラグどころか死んでしまいそうなので、定期的にシステムイメージを作成しとくべきですかね。
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